ファイナンシャルプランナーブログblog
生命保険をどう考えるか
2025年6月5日
こんにちは、エル・エルパートナーズの永井です。
今日は「生命保険」について少しお話ししたいと思います。
生命保険は昔からある商品ですが
その役割や必要性は時代とともに変化しています。
一昔前までは「一家の大黒柱が亡くなったときに備える」というのが中心でした。
しかし今では、医療費の負担、がんや生活習慣病のリスク、長生きすることへの備えなど、
考えるべき視点が広がっています。
私がこれまでご相談を受けて感じるのは、
「入ったまま放置されている保険が多い」ということです。
20代で加入した死亡保障が60代になってもそのまま残っていたり、
環境が変わっても保障額を見直さないまま高い保険料を払い続けていたり…。
これでは本当に“自分に合った保険”とは言えません。
生命保険で大切なのは「誰に・何に備えるのか」を明確にすることです。
家族の生活を守るためなのか、医療費や介護費用に備えるためなのか
あるいは将来の資産形成も視野に入れるのか。
目的によって選ぶべき保険はまったく違ってきます。
私は生命保険を「安心をデザインする道具」だと思っています。
無駄に大きな保障を持つ必要はありませんが、足りない備えもまたリスクになります。
今の暮らしと将来の姿をしっかりと描き、その上で適切な保障を整える。
そのプロセスこそが生命保険の本当の価値だと考えています。
このブログでは、生命保険についても今後少しずつ書いていきます。
「保険ってなんとなく難しい」と感じる方にとって、ヒントになるものをお届けできれば幸いです。
